食物アレルギーの予防には昆布がいい!?
東京理科大学の最新のマウス研究では昆布がアレルギーの発症を抑える可能性があることがわかったそうです。
昆布のTレグ細胞はアレルギーを起こす免疫細胞を調整してくれるということです。
Tレグ細胞とは
Tレグ細胞は免疫がアレルギーの原因物質を過剰に攻撃してしまうことを防ぐ働きがあるということで、Tレグ細胞が多ければ多いほど、アレルギー症状が抑えられるということでしょう。
どれくらいの昆布を食べればいいのか
先生によると、週に2〜3回とろろ昆布を味噌汁の中に入れて飲む程でいいとのことです。
とろろ昆布を週に2〜3回程食べるだけでTレグ細胞が増えていくのは、とても嬉しいことですね。お子様がいる方は、是非味噌汁やご飯などと一緒に食べるようにして、これから健康に過ごしていけるようにしてはいかがでしょうか。
食物アレルギーは触っただけでも発症してしまうこともある
食物アレルギーの原因となる食べ物を食べていなくてもアレルギーを発症してしまう場合があるそうです。
例えばそばを食べていなくても、そばを茹でているときにでる蒸気によってアレルギーになることもあるということなんです。
アレルギーは食べるより肌に付着することで発症しやすいものもあるそうです。
そもそも食物アレルギーとは
私たちの体には、有害な細菌などの病原体から体を守る免疫という働きがあります。食物アレルギーはこの免疫が本来無害のはずの食べ物に対して過敏に反応してしまうようになった状態のことをいいます。
通常、食べ物は異物として認識しないようにする仕組みが働き、免疫反応をおこさずに栄養ようとして吸収することができるのですが、免疫反応を調整する仕組みに問題があったり、消化・吸収機能が未熟だけ、食べ物を異物としてにんしきしてしまうことがあります。それによって起こるアレルギー反応が食物アレルギーです。
異物として認識された食べ物を排除するために、アレルギー反応が起こり、腸から吸収されたアレルゲンが血液にのって全身に運ばれるため、目、鼻、喉、皮膚、肺、腸などで症状が現れます。
最後に
食物アレルギーがあるととてもつらいです。私自身も食物アレルギーを持っており、みんなが食べているのに食べられないときや、症状が出て苦しい時はかなりキツく感じました。もし、少しでも予防することができると知ったのならば、是非お子様をお持ちの方などは、とろろ昆布を週2〜3回でいいので食べるように、食卓に並べてみてはいかがでしょうか。